鉄筋コンクリートに不可欠な打診調査
打診調査は、名称通り打診用に製造されたハンマーを用いて外壁を叩いていき、浮いている部位を見つけ出すというものです。
叩きながら目視でクラックと呼ばれるひび割れにも目を向けつつ、見つけ次第スプレーなどを用いてマーキングを行っていきます。
マーキングした部位は、下地処理をするべきという判断材料になるため、塗装を講じる前に必ず処理が行われます。
浮いている部位が見つかった際には、特殊な液剤を注入し修繕を行っていきます。
打診調査を行っていると、時折明らかに他の部位よりも音が軽く感じられる場所が見つかります。
軽い音がする場所を見つけ次第、図面に書き込んでいくという流れになります。
2人体制で行うことが効率的なので、余裕があれば2人で行われます。